3003年03月01日

注意:日時の表記に関して・・・



注意:日時の表記に関して ブログ上、どうしても日時解除できないので3000年1月1日から順次掲載しているだけです。順番だと理解してください。(2014年1月〜)

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3003年01月01日

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外部寄生虫、糖尿病、血圧をまとめました。その下に病院内の症例を記載しています。
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外部寄生虫(1)ノミに関して

ノミに関して

ノミは黒茶色の小さな虫です。一度、犬猫に寄生するとノミは、だいたい17日から26日間生存します。また、ノミは寄生すると吸血を開始し24時間以内に交尾します。そして、交尾をして24時間から36時間後に卵を毎日産みます。卵は犬猫の体から落ちて卵→蛹→ノミになり再び犬猫に寄生する生活環をとっています。
現在、日本では犬猫ともに猫ノミの感染がほとんどでしょう。また、ノミは人を刺すこともあるので注意が必要です。

ノミの拡大写真2.JPG

上:通常の写真
下:拡大加工した写真

ノミの拡大写真2a.JPG

犬猫がノミの寄生を受けると以下の病気を起こすことがあるので注意をして下さい。
◎ノミアレルギー性皮膚炎とは
主に犬猫の背中を中心にした皮膚炎で非常に痒みがあります。ノミの唾液に対する犬猫のアレルギーと思われます。よって症状の発現に固体差があります。注意としては体質的にノミアレルギーのある犬猫は1匹のノミの感染でも皮膚炎を起こすことです。特に背中を中心にした部位に発疹が起こります。

◎条虫症(サナダムシ)とは
犬猫が毛を舐める時にノミを飲み込んでしまい感染します。ノミは瓜実条虫の中間宿主(媒介するもの)です。感染した犬猫のお尻から小さな虫が出ます。検便をしても瓜実条虫は虫卵を排出しないので感染を確認できません。小さな虫は1匹の瓜実条虫ではなく、その虫の体の一部(片節)がちぎれて出てきたものです。
大体は、便の表面や動物の肛門周辺にに小さな白い虫が動いていたと気づくケースが多いです。1〜2回の駆虫薬で簡単に駆虫できます。

ノミの顕微鏡写真2.JPG

上写真は、メスのノミの透過標本の顕微鏡写真です。(上2枚の写真と同じノミ)
腹部に卵が何個があるのが分かります。
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外部寄生虫(2)ダニに関して (SFTS 重症熱性血小板減少症も記載)

ダニに関して
犬には以下の4タイプのダニが寄生します。

(1)マダニ
madani03_img03.jpg
マダニは下記の3種類のダニと大きく違う点としては、肉眼で見ることができるダニという点が大きく異なります。犬は、マダニが生息するエリアを散歩して感染します。
以前は、牛馬などのいる地方に犬を連れていき感染するケースが多かったように思えますが、最近では普通の住宅地域でも感染が見受けられます。原因としては森林の伐採などで野生のタヌキなどが住宅地域に入り込み、感染を拡大しているのではないかと思われます。ここら周辺では、明らかに以前に比べて感染エリアは拡大傾向にあるように思えます。

上写真のようにダニは動物に感染すると吸血して幼ダニ➡若ダニ➡成ダニとだんだんと大きくなり、一番大きくなると動物から落下して幼ダニを多数、自然界に放ちます。幼ダニは、散歩している犬の二酸化炭素に反応してジャンプして感染します。よって感染は頭部周囲が一番多い感染部位です。

最近では、重症熱性血小板減少症候群 (SFTS)という病原体が、ダニから人へに感染が問題になっています。
人での症状;ダニに刺されてから6日〜2週間程度で、原因不明の発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)が中心です。時に頭痛、筋肉痛、神経症状(意識障害、けいれん、昏睡)、リンパ節腫脹、呼吸器症状(咳など)、出血症状(紫斑、下血)など様々な症状を引き起こします。

2013年1月、国内初の人への確認されたマダニが媒介するSFTS(重症熱性血小板減少症候群)ウイルスは、人への感染が報告されていない京都府や東北、関東のマダニからもウイルスが確認されていることが、国立感染症研究所の調査で新たに分かりました。SFTSは、2013年1月に国内初の人への感染が確認されてから、これまでに西日本で52人の感染例が報告され、このうち21人が死亡したことがわかっています。国立感染症研究所のこれまでの調査では、人への感染が報告された県のほかに、報告されていない4県(和歌山・福井・山梨・静岡)のマダニからもウイルスが確認されているが、新たに京都府や東北、関東のマダニからも確認されたことがわかったそうです。
個人的には、ここ20年の国内でのダニの拡散傾向を考えると、人でのこの病気は散発的な発症例は今後も増えるのではないかと危惧されます。

犬へのダニ感染の予防は、フロントラインなど各種、ノミダニの外用薬で予防ができます。
犬についたダニを手で取ろうとして人へ感染した例もあります。
犬についたダニはフロントラインを外用すると48時間で駆除できるので素手でのダニへの接触はしない方が良いでしょう。
感染するリスクのある場合は、感染して使用よりも感染をさせない予防が重要です。


(2)耳の疥癬
mimidani2.jpg
耳道にヒゼンダニ科のダニが寄生する事によって耳に痒みを起こす疾病です。
原因となるのはミミヒゼンダニで耳以外には生育できないとされ、一世代約3週間で増殖を繰り返します。
定期的な駆虫薬の投与が必要になります。
診断は、耳の汚れを顕微鏡で観察してダニの有無を見つける方法ですが、この方法では重度感染では発見できますが、軽度感染ではかなりのパーセントで感染を見落とします。できれば直接、耳の中を拡大したCCDの検耳鏡カメラで直接覗いて、ダニの有無を飼い主の方と一緒に見る法が唯一確実な検査診断法と言えます。

感染は、感染した動物との接触ですが、トリミングなどで感染するケースもあり使用した耳用の器具は毎回、熱湯消毒する必要があります。


(3)皮膚の疥癬
kaisenn2.jpg
体表の皮膚に寄生するヒゼンダニ科のダニによって極めて強い痒みを起こす疾病です。
原因となるのはセンコウヒゼンダニで感染した犬との接触で感染します。
このダニは耳疥癬、アカラスと違い人にも一時的に感染し発疹が生じて痒みを起こしますが、このダニはかなり高い宿主特異性をもつため人ではしばらくするとダニは免疫により死滅する。
(人:皮膚科ではダニが死滅する短期間、痒み止め、消炎剤などの痒み止めを使用するようです)

動物では、一度感染すると急速に増殖し強い痒みを起こすケースがほとんどですが、稀に経度の痒み、皮膚病変で抗生物質、痒み止めで一時的に改善し悪化と改善を繰り返し診断が遅れるケースも稀にあります。
外での飼育犬で、おとなしい野良猫との接触で感染、治癒、感染、治癒を繰り返した例もありました。
このダニは皮膚の内部に生息するので皮膚掻把検査でダニの有無を検査します。


(4)アカラス(別名:毛包虫 別名:デモデックス)
demodexL1.JPG
アカラスは、健康な幼犬でも偶然に発見される場合があります。これは1歳以内の幼犬では免疫システムが確立されてなく見つかるケースがありますが、特に痒みや皮膚病変がない場合は無治療の場合もあります。しかし感染犬が何かの原因で免疫不全状態になると脱毛、フケが多くなり二次的に細菌感染を受けて化膿炎症を伴う皮膚病となり重症化するとされています。
以前は別の皮膚病の合併症でアカラスが見つかるケースがありましたが、最近では稀にアカラス単独で四肢の慢性皮膚病、体幹部での慢性皮膚炎などもあります。治療には、ある種の内服薬をしばらく投与する必要があります。治療に数か月かかるケースがほとんどですが改善します。

甲状腺機能低下症など免疫低下で二次的にアカラス症になるケースもありホルモン検査も必要でしょう。
このダニは皮膚の内部に生息するので皮膚掻把検査でダニの有無を検査します。
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犬猫の血圧計を新しいタイプ(犬猫専用血圧計)に買い換えました

2015年8月 犬猫専用の血圧計に買い換えました。

今までの血圧計と違い、この血圧計は測定の時に自動的に複数回の測定を行い、その複数回の数値を見て血圧を算定します。複数回の数値に違いがある場合は、検査結果をエラーと判定するのでより正確に検査ができます。
動物の場合、どうしても多少は動いてしまい測定値にバラツクが出てしまうので、今までの機械よりも正確に検査ができます。

DSC_0249.jpg

機械によって、また測定部位によって若干、測定値に違いがあるのでこれからいろいろと検査データーを積み重ねて臨床で応用したいと思います。
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犬猫の血圧測定

人では一般的に簡単に血圧の測定が行われておりいろいろな血圧測定器がありますが、それらの測定器は犬猫では使用できません。犬猫では特殊な測定器が必要ですが、諸外国に比べて一般的にあまり血圧測定は行われていないのが現状です。

ketsuatsu[1].png

(参考)
実際は、犬猫でも手間暇をかければ人間同様に犬猫でも血圧の測定ができます。実際、動物用の血圧測定は機械メーカーにより値にバラツキがあり使える機械と使えない機械があります。普段から信頼のおける使い慣れた機種を毎回使用する必要があります。

犬では心臓疾患、慢性腎不全、副腎皮質機能亢進症(クッシング病)、糖尿病などで、猫では甲状腺機能亢進症、心臓疾患、慢性腎不全などで高血圧になるケースがあります。ほとんどは何か別の病気により二次的に血圧上昇のケースがほとんどです。犬猫ともに肥満と高血圧は相関関係はないようです。

血圧測定の際は当院では、色々な点に注意をして行っています。

また、検査結果の解釈では正常値よりも若干高い場合は様子観察、正常値よりもかなり血圧が高いケースが何回かの測定で続く場合のみ異常値と判断します。

 *甲状腺亢進症で内服中(特に猫)に高血圧が発見されるケースが一番多くあります。
 *心臓病、腎不全での高血圧もあります。
 *心臓病で内服中にフラツキがあり血圧測定してみたら低血圧が見つかり血管拡張剤を除いた他の治療薬に変更したりするケースもあり定期的な血圧測定は人同様に動物でも必要です。

 高血圧の場合の治療に関しては、いきなり血圧降下剤は使用せずに安全な薬から効果のほどを見極めて徐々に薬のレベルを上げていくようにしています。

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人の糖尿病と犬猫の糖尿病

最近、犬猫ともに心臓病、腎臓病とともに糖尿病が多くなってきていますので、 
人の糖尿病と犬猫の糖尿病に関しての簡単な話をさせて頂きます。参考にしてください。

tounyou01[1].jpg

一般に糖尿病とは、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンの作用が低下したため、体内に取り入れられた栄養素がうまく利用されずに、血液中のブトウ糖(血糖)が多くなっている状態です。

 人の日本糖尿病学会では、人間の糖尿病を4つの種類に分類しています。その4つは、「T型糖尿病」「U型糖尿病」「特定の原因によるその他の糖尿病」「妊娠糖尿病」の4タイプです。
 人の糖尿病の多くは、U型糖尿病を指し全体の95%はこのタイプだと言われています。T型糖尿病は少なく、5%前後だと言われています。他の2タイプはそれよりも少ないようです。
T型糖尿病では、若年層での発症が多く、急激に発症し痩せている人が多いようです。
U型糖尿病では、中年層での発症が多く、徐々に発症し肥満体形の人が多いようです。
T型糖尿病は、遺伝的な原因が主なようですが、U型糖尿病は、いわゆる生活習慣病で発症するようです。
 生活習慣病は、遺伝的な要因もありますが、食生活や運動、喫煙、飲酒、ストレスなどが深く関わっているようです。注意しましょう。

 さて人の糖尿病と比較して犬猫の糖尿病は、どう違うのか?

 
犬では・・・ 
犬では、人の糖尿病とは違って95%がT型糖尿病だと言われています。要するに遺伝的に糖尿病になりやすい素因がすでにあり発症してしまうようです。
 1型糖尿病とはインスリンを分泌される膵臓のランゲルハンス島のベータ細胞が破壊されて起こる糖尿病です。T型糖尿病の多くは、自己免疫(自分の免疫細胞が自らの組織を攻撃する)によって膵臓のランゲルハンス島のベータ細胞が破壊されて糖尿病になってしまうようです。

猫では・・・ 
猫では、犬の糖尿病とは違い人に近い糖尿病です。猫では、約80%がU型糖尿病だと言われています。肥満体型の猫では糖尿病で発症するリスクが高くなるようです。
以前に肥満があり、少しずつ痩せてきて体重がかなり減少してから来院するケースがあります。
犬では、異常に多飲(多く水を飲む)のがおかしいとの主訴で早期に来院するケースが多いようですが、猫では水を飲むのが不規則なのか多飲が主訴で来院するケースは少なく、こちらから問診して「そういえば最近は、水を飲むのが多いかも?」と聴取されます。それらの理由で猫では来院が遅れがちです。肥満体のうちからインスリンを始められれば良いのですが、すでに糖尿病が長期に続いて体重もかなり減少してしまってからインスリンでコントロールする場合、管理が難しいケースがあります。
 *人では、T型は急に発症、U型は徐々に発症します。猫に多いU型糖尿病は、T型糖尿病に比べて人同様に徐々に発症するので来院が遅れてしまうのかもしれません。
 

 犬と猫の糖尿病の違い・・・
 ・犬では糖尿病性の白内障で目が見えなくなることが非常に多いです。要するに犬ではなるべく正確なインスリン量を注射する必要があります。高血糖状態が続くと、犬ではたった1日で急に目が見えなくなると言われています。よって過去2〜3週間の血糖を検査できるフルクトサミンや過去1〜2か月の血糖を検査できる糖化ヘモグロビンを数か月おきに定期的に検査をしてインスリンの量を調節する必要があります。
 
 
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2017年11月 美瑛の野鳥

2017年11月下旬、突然の雪・・・
何かの野鳥が、餌箱から餌を取り同じ木の皮の下に餌を隠しています。



下りステップがいいですね!

模様、大きさからオオアカゲラかアカゲラではないでしょうか?
嘴の細さ、お腹が白いのでアカゲラではないでしょうか?
検索したら、アカゲラ(赤啄木鳥)はキツツキ目キツツキ科アカゲラ属に分類される鳥類。

隠した場所を覚えてられるのかなぁ〜!
posted by サム at 02:30| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

注意:日時の表記に関して・・・(再度)



注意:日時の表記に関して ブログ上、どうしても日時解除できないので3000年1月1日から順次掲載しているだけです。順番だと理解してください。(2014年1月〜)



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△△△△△△△サム動物病院 内科、外科の治療例に関して△△△△△△△

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以下、内科と外科の治療例を簡単にまとめてみました。

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3002年02月01日

高齢雌犬の子宮蓄膿症

13歳半 チワワが3-4日前から食欲が無いと連れて来られました。
血液検査では、腎臓の数値がやや高く、炎症の数値が測定不能なくらい上昇していました。

この病気は子宮が大きい場合は早期に手術をする時間が早ければ早いほど完治する確率が高くなります。

下:レントゲンCR写真
IM-0001-1001.jpg

上写真:腹部横(ラテラル像) 大きな子宮が分かります。
下写真:腹部仰向け(VD像) 左右の大きな子宮が分かります。

点滴で脱水を補正した後、その日のうちに開腹手術を実施しました。

下:麻酔後、手術前の患部の写真 仰向け
P1010018.jpg

下:麻酔後、手術前の患部の写真 横方向
P1010020.jpg

麻酔して体の力が抜けるとお腹の大きさが顕著に分かります。

下:手術中の写真
P1010022.jpg

手術翌日の血液検査では前日の腎機能と高K血症は改善されていました。

2日目午後からやや食欲が出てきて、3日目に退院としました。
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高齢雌犬の乳腺腫瘤摘出

13歳半の雌の柴犬の腹部に固いシコリがあると連れて来られました。

細胞診の検査では異常なしとの結果でしたが、少しづつ大きくなっているようなので摘出手術を行いました。


血液検査、胸部レントゲン検査で異常なしを確認後に手術を実施しました。

下:麻酔後、手術前の患部の写真 左が頭側、右が尾側です
P1010006.jpg

左第5乳腺に固いシコリがあり、ついでに左第4〜第5乳腺間にあるシコリと右第3にあるシコリもついでに摘出しました。

下:手術後の患部の写真
P1010017.jpg

細胞診で悪性所見が無かったのと高齢なのを考慮して患部のみの手術にし、かつシーリングシステムを用いて手術時間を極力短縮しました。

麻酔の覚醒も良く、翌日の生化学検査も異常なしを確認後に退院としました。
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3002年01月01日

高齢犬の皮膚腫瘤 3箇所同時切除

13歳6か月 マルチーズ が、お腹のシコリが大きくなってきたと連れて来られました。
約2年前にも乳腺腫瘍の手術(左側片側全乳腺摘出)を行いました。病理組織検査では以前の乳腺腫瘍は全て良性腫瘍でした。

血液検査、レントゲン検査で異常なしを確認して摘出手術を行いました。


下:麻酔後、手術前の患部の写真(腹部) 画像の左が頭部
P1010009.jpg

右矢印は2年前の良性腫瘍の摘出部位の近くにできたもの。左矢印は当たらにできた乳腺腫瘍と思われるものです。
犬は高齢なのと心臓病があるので右側は片側全摘出術は実施せずにその部位のみを摘出しました。


下:麻酔中、手術前の患部の写真(背部) 画像の上が頭部
P1010019.jpg

この犬は、腫瘍ができやすいようで体のあちこちにパピローマと思われる良性腫瘍はあります。
背側に何年も前からあるパピローマ(乳頭腫)が大きくなり、時々出血して困るようなのでついでにここの腫瘤だけ摘出しました。


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心臓病のある高齢雄犬の尿路結石の摘出手術

13歳11か月 雄 2.7kg チワワが2週間前から食欲減退と元気消失と数日前から血尿があると連れて来られました。
既往症としては心臓病があり2年7カ月前から心臓の薬を内服しています。雑音程度は6段階で4番目の強さ。

血液検査では異常なし。レントゲン検査で膀胱と尿道に結石がありました。


下:レントゲン検査 矢印は尿道に詰まった結石2個
IM-0001-1001.jpg

膀胱に大きなキウイ様の結石と尿道に陰茎骨内に結石が2個ありました。
すぐにカテーテル処置で尿道内の結石を水圧で膀胱に押し戻しました。
高齢を考え、まず内科治療をして食欲、元気がでてきたら摘出手術をお勧めしました。

それから1週間で状態は改善し9日後に摘出手術を実施しました。


下:手術当日の膀胱のレントゲン検査 
IM-0001-10012.jpg

手術当日には尿道に結石はなく、膀胱にだけありました。


下:手術中の写真
P1010004.jpg

膀胱の内容積において結石の占める割合はかなり大きく膀胱を触診するとすぐに結石が分かる状態でした。
切開すると膀胱粘膜はかなり肥厚しており病態の経過の長さを感じました。
膀胱切開すると一番大きな結石は一部膀胱粘膜と癒着していましたが、なんなく摘出できましたが、そのほかの結石は明らかに膀胱粘膜内に侵入しており容易に摘出ができず結石を割って摘出しました。


下:摘出した結石
P1010005.jpg

手術後の血尿を予想して内科的な治療を施したため、手術後の血尿は僅かでした。



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高齢ウサギの鼻の横にできた皮膚腫瘤

10歳1か月 ロップイヤー種 雄 が鼻の横にシコリがあると連れて来られました。

身体検査では、左鼻の横のシコリは縦11mm×横6mmの大きさでした。
穿刺標本を作製して細胞診の検査を検査センターに郵送しました。

後日の細胞診検査結果では、非上皮性悪性腫瘍を疑うとの所見でした。

手術を希望し9日後に再度来院しました。左鼻の横のシコリは縦14.5mm×横10mmと大きくなっていました。
血液検査、レントゲン検査を実施し、麻酔できるかどうかを判定しました。
心臓肥大と心臓異常の数値が若干高いものの手術をすることになりました。

それから2日後に手術を実施しました。 左鼻の横のシコリは縦16mm×横10.5mmになっていました。


下:麻酔前の患部の写真
P1010013.jpg

麻酔前に患部の写真を撮影してみました。


下:麻酔後、手術前の患部の写真
P1010014.jpg

患部は左鼻のすぐ横にありました。


下:摘出した腫瘤
P1010019.jpg

何かシスト状のような形体で下方に白い膜らしきものがありました。


下:手術後ウサギの写真
P100003.jpg

全身麻酔と局所麻酔を併用して患部を摘出しました。
手術では、ラジオ波メスとバイポーラクランプを使用して摘出手術を行いました。

ウサギはストレスに弱いので入院によるストレスを考えて当日に退院としました。
麻酔の覚醒は非常に良かったです。
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高齢犬の前立腺腫大

15歳8か月 ダックスが血尿があると連れて来られました。


レントゲン検査、血液検査で異常なし
超音波検査で腎臓、膀胱は異常なしも前立腺がかなり肥大していました。腫瘍性の変化はないと思われました。

以前から診察の際に、直腸診で前立腺肥大を指摘しており一生涯のホルモン剤の内服に治療よりも去勢手術をお勧めしました。


下:レントゲンCR画像
IM-0001-2002.jpg

左の矢印が膀胱、右の矢印が前立腺と思われるものです。
直腸診、超音波検査でも同じ部位に前立腺があり今後、排便困難、排尿困難などの症状が生じる可能性もあり高齢ではあるものの状態の良い時に手術をした方が良いと思われました。


既往症としては、3年前に急性膵炎を発症して5日間入院治療歴がありその点の注意が必要でした。

高齢なのを考慮して当日入院手術、当日退院として犬へのストレスを最小限にしました。
手術は去勢手術なので手術時間は約10分程度です。
手術3時間後の血液検査では、手術前に異常なかった膵臓の数値が中程度上昇していましたので膵臓の内服を行い帰宅後も膵臓の内用薬投薬をして頂きました。

抜糸時に膵臓の検査を行うと数値は正常になっていました。
手術後は血尿もなく経過良好との事でした。
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犬の耳にできた腫瘍

プードル 9歳8か月 去勢雄

数カ月前から右耳にシコリがありだんだんと大きくなってきたと連れて来られました。

3か月前に8.5mmだったのが14mmになり細胞診を行うと基底細胞腫(良性腫瘍)を疑うが一部の高分化型悪性腫瘍も完全には否定できないとの検査結果だったので切除手術を実施しました。

事前にレントゲン検査、血液検査で麻酔かけれる状態を確認し後日、手術を実施しました。

手術前の患部の写真は残念ながらスタッフが削除してしまいありません。


下:摘出した耳の腫瘍と思われるもの
P1010006.JPG

ついでに背中にできた皮膚の嚢胞の摘出手術と歯石除去を行いました。
麻酔の覚醒は良く、手術後の痛みもなく経過良好でした。


下:手術後の患部の写真
P1010003.JPG

耳の腫瘍は一部の耳ごとS字形に切除しました。 


下:手術後暫くたった患部の写真
CIMG1784.JPG

もう少し毛が生えてくれば外見上、左右の耳の違いは分からないと思います。

その後の病理組織検査で腫瘍は良性腫瘍でした。


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再発した犬の軟部組織肉腫の手術

12歳8か月 シュナウザー 雌 ワクチンで来院時に偶然に触診で左後肢の外陰部横にしこりがあるようなので、ついでに細胞診の検査を実施しました。
後日、検査センターの細胞診では軟部組織肉腫を含む非上皮性腫瘍を疑うとのコメント結果でした。
約6か月前に同じ部位にかなり大きな腫瘍摘出を東京の専門病院で摘出手術を行いましたが、同じ部位に再発したようでした。

以前の手術後のコメントでは、悪性の軟部組織肉腫。グレード分類では、グレード1〜3が行われており分類ではグレード1。
腫瘍はかなり大きいものでしたが、再発の可能性はグレードの中で最も低く、転移の可能性はありませんが、大きい腫瘍だったためかマージンが少なく再発する可能性ありとの検査結果でした。

*軟部組織肉腫は、犬の皮膚および皮下腫瘍の約15パーセントを占める悪性の間葉系腫瘍の総称で,線維肉腫、粘膜肉腫、脂肪肉腫、血管周皮腫(血管外膜細胞腫)などを含みます。グレードでは、グレード1:低悪性度、グレード2:中悪性度、グレード3:高悪性度です。

現状:僧帽弁閉鎖不全症があり薬を以前から内服している。症状はなし。

レントゲン検査、血液検査で麻酔できる状態を確認後、手術を実施しました。

下:麻酔後、患部の写真 仰向けの写真
P10100031.jpg

矢印が再発したと思われる腫瘍です。

下:摘出した患部の写真
P1010005.JPG

腫瘍の下方向は一部筋肉も含めて摘出しました。


下:摘出した腫瘍
P1010009.JPG

腫瘍の近くに非吸収性の縫合糸が数個あり、やはり同じ部位で再発したものと思われました。

下:縫合後の患部の写真
P1010011.JPG

傷口は大きく、深く摘出しました。腫瘍の境界は不明瞭で特に下部は不明瞭なため筋肉の一部ごと摘出しました。


その後の病理組織検査結果では、やはり同じ軟部組織肉腫、前回のグレード分類ではグレード1でしたが、今回のは小さかったですがグレード1−2でした。


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皮膚腫瘍摘出手術

ビーグル 雌 12歳2カ月 皮膚にシコリがあると連れて来られました。
腫瘤は約1-2年前からあり少しずつ大きくなってきた事でした。
腫瘤は固く、皮膚が伸び切っており今後、皮膚腫瘤が破れる可能性があり早急な手術をお勧めしました。

血液検査。レントゲン検査で異常なしを確認後に摘出手術を行いました。
手術前の細胞診の検査は、穿刺したことで薄く伸びた状態の皮膚が裂ける可能性があり行いませんでした。


下:麻酔後、手術前の患部の写真
P1010001.JPG

皮膚腫瘤の皮膚は非常に薄くなっており少しの裂け目で裂傷が大きくなる可能性がありました。

下:摘出した後の患部の写真
P1010003.JPG

手術では、ラジオ波メスとシーリングシステムを用いて短時間で摘出手術を行いました。

下:摘出した腫瘤
P10100077.JPG

腫瘤と筋肉の間は、隙間があり問題なくマージンもあり摘出を行いました。

下:摘出後の患部の写真
P10100055.JPG

犬の性格上、手術後は当日の退院としました。
翌日に来院して貰いましたが特に大きな問題はありませんでした。

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皮膚腫瘍摘出手術

11歳2カ月 シーズが皮膚にしこりがあると連れて来られました。
腫瘤は約1年前からありここ2カ月で急に大きくなっているとの事でした。

細胞診検査では、悪性所見は僅かでしたがここ2カ月で急に大きくなっているとの事で手術での摘出をお勧めしました。

血液検査、レントゲン検査で異常なしを確認後に摘出手術を実施しました。


下:麻酔後、手術前の患部の写真
P10100022.JPG

写真の右側が皮膚腫瘍(写真では分かりずらい)、左側は以前からある小さなシコリ。同時に2つを摘出しました。


下:摘出した後の患部の写真
P1010005.JPG

手術では、レアジオ波メスとシーリングシステムを使用して短時間で摘出手術を行いました。


下:摘出した2つの腫瘍
P10100082.JPG

右側が今回のメインの腫瘍。非常に柔らかく、表面はわずかに凸凹していました。

下:手術後の患部の写真
P1010011.JPG

シーリングシステムを使用した事で手術後の痛みはかなり緩和され、手術後は痛み止めの薬の効果もあり痛みはほとんどありませんでした。
翌日も痛み止めを使わなくても痛みはほとんどありませんでした。

その後の病理組織検査では、乳腺小葉過形成、乳腺良性混合腫瘍、皮膚垂で悪性所見はなく完全切除で予後は良好との所見でした。
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3001年12月01日

皮膚腫瘤摘出手術

12歳半 ダックスフント 雌がお腹にしこりがあると連れて来られました。
ここ2カ月で大きさが増していました。
細胞診では良性の腫瘍の可能性との所見でしたが、一応外科的に摘出をしました。


下:麻酔後の患部の写真
P1010002.JPG

ついでに近くにある小さなしこりも摘出しました。


下:摘出した腫瘤2個
P1010007.JPG

大きい方の腫瘤は周りと下方向とも血管は多くありました。


下:手術後の患部の写真
P1010008.JPG

翌日に退院としました。
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前肢にできた脂肪腫の摘出

マルチーズ 7歳半 前肢の関節部分にしこりがあると連れて来られました。
細胞診の検査では脂肪腫との結果でした。
良性腫瘍でしたが、年齢がまだ中齢なのと前肢の関節部分に発生した腫瘍で将来的に前肢が不自由になる可能性もあり手術で摘出しました。

下:麻酔中の写真

P1010003.JPG

腫瘍の輪郭がはっきりしないので1糸縫合して腫瘤全体を持ち上げながら摘出をしました。


下:摘出した腫瘍
P1010004.JPG

関節部分で皮膚が動く部分なので皮膚切開はなるべく小さく深く摘出しました。
腫瘍の輪郭に沿ってシーリングシステムを使用して摘出しました。


下:手術後の患部の写真
P1010006.JPG

手術後に痛み、跛行はなく翌日退院としました。
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猫の背中の巨大腫瘍の摘出(軟部組織肉腫)

13歳半 アメショー 雄が訳か月前から自分で背中を掻いて傷になっていると連れて来られました。
しこりはすでにかなり大きくなっておりどう見てと悪性腫瘍の可能性が高いと思われました。

細胞診では、非上皮性悪性腫瘍の疑いでした。
何の腫瘍かは細胞診では診断できませんでした。

かなりの貧血があったので摘出手術を飼い主は希望せず週1回 来院して腫瘍内に溜まった漿液を吸引処置をしていました。

その後、皮膚腫瘍の一部に裂傷があり漿液の排出があり緊急摘出手術を行いました。
貧血以外には生化学検査、レントゲン検査で肺への転移はありませんでした。


下:剃毛前の腫瘍の写真
P1010001.JPG


下:剃毛後の腫瘍の写真
P1010008.JPG

下:手術前の腫瘍の写真
P10100020.JPG
]

下:摘出手術中の写真
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腫瘍は一部筋肉まで浸潤しており広範囲に切除しました。

下:腫瘍を摘出後の患部の写真
P10100080.JPG

かなり広範囲に皮膚がなくなってしまいました。
時間をかけて少しずつ皮膚を寄せながら縫合をしました。

下:縫合後の患部の写真
P10100110.JPG

2か所にドレインチューブが装着してあります。
摘出した腫瘍の重さは 361gでした。(猫の体重は、3.4kg)
傷口からほどんど漿液の排出はなくドレインチューブは手術後2日目のお昼に除去しました。

その後の病理組織検査では、軟部組織肉腫でした。
この腫瘍は、非上皮系の悪性腫瘍であり強い浸潤性を示すことが特徴であり完治には広いマージン(腫瘍境界から正常な部位を含めた切り取り範囲)を必要とします。

今回の手術では、腫瘍はかなり深部まで浸潤しており筋肉も含めて摘出しましたが、今回の軟部組織肉腫の悪性度と腫瘍が大きすぎてマージンが狭小だったので再発する可能性は大だと思われます。

その後、暫くして肺に転移が見つかってしまいました。



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猫の(破裂後に時間が経過したと思われる)肛門腺破裂

9歳 雑種猫 お尻に外傷があると連れて来られました。

患部を観察すると、肛門腺が破裂して5-6日ぐら経過していたみたいでした。
破裂した周りの皮膚も時間が経過したような状態で内科的な治療だと完治まで結構な時間がかかる感じでだったので血液検査、レントゲン検査
で異常なしを確認後に手術を実施しました。


下:麻酔中の患部の写真
P1010001.JPG


周辺の皮膚は盛り上がり内科的治療では完治に時間がかかると判断。


下:傷口周辺の皮膚を切除したもの
P1010007.JPG

傷口周辺の皮膚を360度切除して皮膚を縫合しました。


下:手術後の患部の写真
P1010011.JPG

翌日、退院としました。

その後,無事に抜糸しました。
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高齢犬の卵巣腫大の症例

スピッツ 雌 が2日前から食欲がない、嘔吐下痢があると連れて来られました。
2日前から生理がありいつもより出血が多いとの事。

血液検査では、炎症の数値が20以上で測定不能(正常値は1以下)でした。レントゲン検査では、膀胱の前方に何かのマス病変があり異常所見がありました。超音波検査では、それは嚢胞状の異常でした。

下:レントゲンCR検査
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超音波検査では、膀胱の前方にマス病変がありました。当初、子宮の病変を疑いました。
その日のうちに手術を実施しました。


下:開腹時の写真
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矢印が大きな左の卵巣です。お腹から出すのに苦労しました。右の卵巣の大きさは正常でした。子宮は全体に渡りやや大きく内部に膿みを含んでいました。全てを摘出しました。

その後、点滴、抗生物質などの治療をおこない4日間入院後、退院としました。

抜糸時には体重も増えて経過良好でした。

病理組織検査結果は、大きくなった左の卵巣は卵巣腺由来腫瘍(腺腫)でした。悪性所見はあまりないとの事でした。
正常だった右卵巣は卵巣嚢胞がありました。(腫瘍ではない)
また、子宮には嚢胞性子宮内膜過形成ならびに重度化膿性子宮内膜炎がありました。
posted by サム at 05:00| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

猫の脇の下(腋窩部)にできた腫瘤摘出手術

8歳9か月 去勢雄猫の脇の下(腋窩部)にしこりがあると連れて来られました。
細胞診検査所見では、脂肪腫が第一に考えられるとの所見でした。

その後の経過観察で、最初は大きさが8mm×9mm でしたが、約2カ月半後の測定では9mm×12.5mmでした。

血液検査、レントゲン検査で異常なしを確認後、摘出手術を実施しました。


下:麻酔後、手術前の写真
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当日の腫瘤の大きさは、前回測定時より3週間経過skていましたが、さらに大きくなり11mm×18mmでした。
脂肪腫にしては大きくなるスピードが速すぎる感がありました。


下:手術で摘出した腫瘤
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ラジオ波メスを使用して腫瘤を持ち上げて摘出手術を行いました。


下:手術後の患部の写真
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posted by サム at 03:00| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

原因不明の猫の(鼠径部)深い皮膚裂傷

4歳 雑種猫が外から帰ってきたら皮膚に傷があると連れて来られました。
診ると腹部の鼠径部付近に大きな裂傷がありました。一部では深く裂け目がありました。

下:診察室にて痛みがない程度に観察のため傷口周辺を軽くバリカンにて毛刈り
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血液検査、レントゲン検査を実施すると骨には異常はなく、交通事故で上昇する血液検査での項目は正常だったので交通事故ではないと思われました。

下:麻酔後、手術前の写真 
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全身麻酔をして患部を剃毛すると傷口の一部深い部位に大量の自分の毛が入りこんでいました。
どうも何かの鈍性のものが刺さり皮膚表面には裂傷を一部の筋肉内に自分の毛が入りこんだ模様でした。

翌日まで待つと感染を助長するので麻酔下で患部を徹底消毒後すぐ手術を行いました。

下:手術後の写真
P10100106.JPG

比較的早めに連れて来られたようで創面の状態は良かったのでドレナージは留置しませんでした。
翌日、退院としました。


posted by サム at 02:00| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

膀胱粘膜に癒着していた膀胱結石と小さな無数の結石除去手術

7歳10か月 ヨーキ 雄 後肢の跛行でレントゲン検査をしたら偶然に膀胱結石が発見されました。
大きさは小さいものの食事療法で大きさが減少しなかったので手術での摘出を行いました。

下:膀胱に結石があるのが偶然に発見されました。
IM-0001-2002.jpg

事前の血液検査、胸部レントゲン検査では異常はないものの超音波検査で1個の膀胱結石は膀胱内に存在すると言うよりは膀胱粘膜内にあるような所見でした。

下:超音波検査では結石は膀胱内で可動性なし。
EMERGENCY013 - コピー.jpg

手術では、事前に存在が分かっていた結石1個は膀胱の尿道部よりにあり粘膜と癒着していました。

下:摘出中の写真
P1010015.jpg

また、事前の検査では小さすぎて分かりませんでしたが、多数のかなり小さな結石がありました。
ピンセットなどでの摘出は困難なのでカテーテルにより逆行性に水圧で膀胱洗浄を繰り返して外に排出しました。

下:摘出した結石
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小さな結石は実際は写真の数よりも約2倍以上の数の多さでした。

翌日に退院としました。
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3001年11月01日

中齢期の犬に生じた脂肪腫(今後を考えて)の摘出

8歳2カ月のコーギーの腹部に16o大と18o大のしこりがあり連れて来られました。
細胞診の検査結果では、両方とも脂肪腫が第一に考えられると言う所見でした。

良性腫瘍ですが、今後の寿命を考えて摘出手術をお勧めしました。

血液検査、レントゲン検査を異常なしを確認後に摘出手術を実施しました。

下:摘出された腫瘤
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腫瘤の根元は筋肉まで拡大しており筋層ぎりぎりまでを摘出しました。

下:手術後の患部の写真
P1010015.jpg

手術翌日に退院としました。
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高齢猫の前肢にできた腫瘤摘出

14歳半 雑種猫 雌が、前肢に腫瘤があると連れて来られました。

細胞診の検査を実施すると液体貯留があり細胞診の結果では、軽度の異型性がありメラノサイト腫瘍の可能性も考えられるとの所見でした。穿刺して小さくなるが、数日で再び液体が貯留するので手術を摘出をお勧めしました。

下:手術前、患部の写真 
P1010003.JPG

パットの上にある丸いのが腫瘤です。
根元から中の液体が破れないように袋ごと摘出しました。

下:摘出した腫瘤
P1010006.JPG

高齢なので、手術後の腎不全に注意して静脈点滴を実施し、翌日に肝臓、腎臓に異常なしを確認して退院としました。

その後の病理組織検査結果では充実ー嚢胞状アポクリン導管腺腫でした。
組織検査上、予後は良好との事です。
posted by サム at 08:00| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする