3002年04月01日

犬の前肢の中手骨骨折

11歳 プードルが、前肢を痛がるとの主訴で来院しました。

レントゲンを撮影すると前肢の中手骨が、第3〜第5までが骨折していました。

経験上、犬で同様の部位の骨折で外固定のみで完治した例が過去に数例あったのと、飼い主は外科治療を希望せず内科治療をすることになりました。

最初、骨折部分のズレはかなりありました。(以下)

下:レントゲン写真 縦方向
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下:レントゲン写真 横方向
IM-0001-00021 - コピー (2).jpg


最初は患部の腫脹が激しく、強い痛みもありテープングによる固定と痛み止めの処置をしました。
1週間後、痛みはやや緩和してきたので外固定による患部の固定を施しました。
週1回、来院してもらい外固定を2カ月半継続しました。

その後は、痛みがほとんど無いので固定せずにそのままとした。

3か月後、通常の歩行ができほとんど日常生活で跛行は無いとの事でした。


下:3か月後のレントゲン写真 縦方向
IM-0001-00011 - コピー.jpg

第4、第5指は直線的に癒合中、第3指もやや湾曲しているももの癒合中 


下:3か月後のレントゲン写真 横方向
IM-0001-00011 - コピー (2).jpg

第3〜第5指 骨折部にやや隙間はありますが、骨折間は肉芽組織ができ骨折部分を固定していると思われ、3本の中手骨はグラツキは無く真っすぐ固定されていると思われました。あと数か月すればレントゲン上も骨癒合像が確認できると思われます。

患部に痛みはなく、診察室では走っても全く跛行なし。自宅での日常生活でも全く問題はないとのことでした。


posted by サム at 08:00| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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