3002年03月01日

犬の前立腺ガン

15歳 コーギー 雄(去勢済)

他院で前立腺癌と診断され、セカントオピニオンで来院。

直腸診で前立腺が背側側に大きく固くなっていました。
レントゲンを撮影しました。


下:腹部レントゲン写真 ラテラル像
IMG_1233 - コピー.jpg

矢印は前立腺の石灰沈着、前立腺に切開沈着が生じると前立腺癌の可能性が高いです。
また、腰椎(腰の骨)は数か所で骨の融解が起きており、前立腺癌の転移からくるものだと思われました。

排尿困難はないものの僅かに血尿あり。前立腺に石灰沈着像、腰下リンパ節肥大、腰椎(腰の骨)が融解した像(腰椎に転移)から、やはり前立腺癌だと診断しました。

セカンドオピニオンなので血液検査、超音波検査は実施しませんでした。
残念ながら、完治の治療は困難なので、今後は痛みをいかにコントロールするかにあると思います。




去勢手術をしておくと前立腺肥大は予防できますが、前立腺癌には予防効果はないようです。

犬の前立腺疾患では、良性の過形成、腫瘍、異形成、前立腺内部嚢胞、前立腺周囲嚢胞、前立腺の感染があります。

最近では、尿検査で前立腺癌の早期診断ができるようになりました。

前立腺腫瘍はほとんどが悪性で腺癌と移行上皮癌が一般的ですが、前立腺が他の悪性腫瘍の転移先となる場合もあるそうです。

posted by サム at 01:00| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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