3002年02月01日

骨軟骨異形成症

4歳のスコテッシュ・フォールドが歩き方がおかしいと連れて来られました。
触診で痛みはあまりないようでしたが、後肢が開脚歩行で後肢の先端の骨が大きいようでした。

下:レントゲンCR写真 前肢の写真
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レントゲンでは、腰椎、股関節、肘関節、膝関節には異常はありませんでしたが、前肢後肢の手根骨、足根骨の関節に明らかに異常がありました。


下:レントゲンCR写真 後肢(右)の写真
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後肢は著しい外骨性の骨増生が認められる。

骨軟骨異形成症は、折れ耳のスコテッシュ・フォールドで多発している疾患で、遺伝の関与が指摘されています。
スコチッシュ・フォールドは、突然変異である折れ耳の猫を繁殖させて確立した品種であり、その特徴である折れ耳は軟骨から骨への形成に関わる遺伝子の異常で生じたものだそうです。本疾患は常染色体の郵政遺伝によって発生したことが明らかになっています。

スコテッシュ・フォールドの交配で本疾患が高率に発生するので母国イギリスでは品種として公認されていないと言う経緯があります。
その後は、ブリティッシュ・ショート・ヘアーやアメリカン・ショートヘアーとの異種交配で発生率が少なくなるようになり現在に至っているが本疾患の発生を制御できていないのが現状です。
posted by サム at 05:00| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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