3001年09月01日

犬の後眼窩膿瘍+乳腺腫瘍摘出+デンタルケアー

13歳 ダックス 雌 が左目下の膿が(他院での治療で)良くならないと連れて来られました。
各種色々な検査では、後眼窩膿瘍だと思われました。
まずは内科治療をしてそれでも再発の場合は抜歯処置が必要になる趣旨を説明しました。
血液検査では炎症の数値が、非常に高い(CRP 20 以上測定不能 正常値は1以下)ので、内科治療はせずに麻酔下での抜歯をお勧めしました。 

*後眼窩膿瘍とは・・・
上顎の奥歯に前臼歯と言う歯が左右にあります。この歯は非常に大きく歯の根元が3本あり犬種によっては非常に根元が深い歯です。この歯の根元が化膿(歯根膿瘍)を起こすと膿は口腔内ではなく上顎の皮膚に瘻管をつくり目の斜め下に膿が溜まります。飼い主は目の下が腫れた、目の下に膿が溜まるようになったとの主訴で来院するケースがほとんどです。

後日、全身麻酔で原因と思われる歯を抜歯しました。その後ろの歯も炎症があり2本、抜歯しました。

下:抜歯した歯
P1010008.jpg

また乳腺の一部に乳腺腫瘍があり乳腺腫瘍とその近くの乳腺とその前後の乳腺を切除摘出しました。

下:ついでに摘出した乳腺腫瘍と乳腺
P1010006.JPG

次の日に退院としました。

下:手術翌日の写真
P1010013.JPG

暫くすれば、患部は良くなると思います。

その後の病理組織検査では腫瘍は良性の乳腺腫でした。
posted by サム at 07:00| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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