3001年09月01日

犬の瞬膜(第3眼瞼)にできた腫瘤

8歳半 柴犬 左目の内側にある瞬膜(第3眼瞼)にしこりができ、目の瞬膜が一部突出すると連れてこられました。点眼薬などいろいろと内科治療をしても効果がありませんでした。
診断としては当初はチェリーアイだと思われ手術を実施しました。

チェリーアイとは・・・
チェリーアイ(第三眼瞼腺逸脱)は、第三眼瞼腺という涙を作る役割をもつ腺組織が、瞬膜の縁を越えて外に飛び出してしまう病気です。 飛び出した第三眼瞼腺は、炎症を起こして丸く腫れ上がり、サクランボのようになることから「チェリーアイ」と呼ばれています。

手術には、1)逸脱したシコリを非吸収性縫合糸で内側に縫い付ける方法 と 2)瞬膜ごとシコリを切り取る方法があります。
結果的には、瞬膜はそのままで その場の判断でシコリのみを切除しました。
理由は、麻酔下で瞬膜を反転してみたら少しだけシコリの位置が通常のチエリーアイとは違っていたからです。

下:切除したシコリ
P1010008.JPG

その後の病理組織検査では、良性の脂肪腫でした。チェリーアイではありませんでした。
普段の外観は、どう見てもチェリーアイでしたが・・・写真撮影しておけばよかった!
瞬膜に脂肪腫ができた珍しい症例でした。
posted by サム at 03:00| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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